寒中禊

令和5年 寒中禊

多賀神道青年会により2月8日に令和5年の寒中禊を行いました。(多賀神道青年会は日立市・高萩市の若手神職により構成されています)昨年は新型コロナ対策の為、一般の方の参加をご遠慮頂き神職のみで行いましたが、今年は一般の方からも参加を募りましたところ、日立市民の方をはじめ消防士の方、他県在住の方、外国出身の方など多様な方々、11名がご参加くださり、神職含め総勢19名にて禊を行う事ができました。

一同、日立市河原子海岸の近くの鈴木屋旅館様に集合して、まず、道彦(禊行事を先導する講師)の鈴木茂孝先生より禊についての簡単な説明を受けた後、白褌(ふんどし)白鉢巻に着替え、河原子海岸まで向かいます。

海岸に到着しましたら、皆で丸く整列し、海に向かい拝礼した後に、鳥船という、船をこぐ所作を行います。エイッホッエイッホッと掛け声をかけ、その合間に禊の和歌を唱えます。

それが終わりますと、皆でエイッと気合を入れながら海に入り、大祓詞というお祓いの祝詞を唱えます。

それが終わりますと、皆で海から上がり、再び鳥船をこぎ、和歌を唱え、海に向かい拝礼をして禊行事を終えました。

冬の海に浸かるのは大変冷たいですが、禊を行う事により今までの罪穢れを祓い、そしてあらたな生命力の充填という神道の考え方を実践する行事です。参加された皆様が今年一年、無病息災でありますようにお祈り申し上げます。

今回の寒中禊が茨城新聞に掲載されました。

茨城新聞の記事へのリンク(外部サイトに移ります)

https://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=16758523715896