令和6年2月7日 茨城県 多賀神道青年会主催の寒中禊が日立市東滑川の海岸にて行われました。一般の方のご参加も頂き、総勢22名での禊となりました。(多賀神道青年会は、日立市、高萩市、北茨城市の青年神職の集う会です)
禊の前に、禊についての講習を行いました。(薬湯旅館「長寿の湯」にて)禊の所作やその意義、発声のやり方などについて、道彦(禊の先導を行う人)より指導がありました。
海に入る前に、鳥船行事を行います。昔の船を漕ぐイメージで体を動かし声を上げます。心身を清める前の準備運動的な意味合いもありますが、ここで周囲との一体感が生まれてきます。
海に浸かり心身を清めます。本来ですと、肩まで水に浸かるのですが、この日は波が高く安全を考慮して、膝までの入水となりました。この時、大祓詞という、長い清めの祝詞を皆で奏上します。大海原に向かって祝詞を上げておりますと、自然との一体感も感じられ、身が清められた実感が得られました。
多賀神道青年会では、毎年この時期に海で禊を行っております。一般の方のご参加も大歓迎ですので、ご参加をお待ち致しております。